豊平
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nine months

「日常なんて程遠い」



この度、SpaceShowerTV『スペシャエリア』で10月に行った
【スペシャエリア The Show 2】で募りました募金を基に、
岩手の仮設住宅に支援物資を渡しに行き、
東京へ戻ってきた際の率直な感想です。

3月11日から約9ヶ月が経ちましたが、
確かに瓦礫の多くはどこかへ移動し、
住まう家が無くなった人の多くは、
他に住まう場所をあてがわれた様に見えました。

ただ、私が会うことのできる人達は生きていて、
会うことができる状況の人達に会えるだけであって、
会うことができない状況の人達には会えなくて、
亡くなった人達には会えないのだなぁ、
と、誰でも分かる様な答えしか出ませんでした。

イベントに来てくださった方の募金を、現地で灯油購入の資金にする旨であったので、
灯油を扱う会社の代表者であり、同時に被災者である社長さん達にお会いしたのですが、
彼らの伝えてくれた話は、非常に重く、強いものでした。
と同時に、灯油・ガソリンなどのエネルギーというものが、
如何に現在の私達の生活の基本になっているかを強く感じました。

帰りに夕食をとった安達太良PAで、雪が降ってきました。
この雪は何ベクレルなんだろうと思いました。

仮設住宅の数は思っているよりも全然多かった。
報道されない状況がそこではまだ進行していた。
前を向いている人もたくさんいると感じた。
前を向けない人もたくさんいると感じた。

私は悲観的ではありません。
きっとどの街もいつか、以前に似た状況になる。
ただ、私が思っていたよりもその時間は長くかかるだろう。
その間に私は恐らく死ぬだろう。
私に残された時間をどのように使おうか。
私は残された時間でどのように生きるか。



そんな事を強く考えさせられた24時間でした。



この旅に参加させてくれたスペシャエリア関係者、
現地で出会った皆様に感謝します。